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2026/01/15
令和7年度 インフラDX大賞 「スタートアップ奨励賞」受賞のお知らせ

nat株式会社は、国土交通省が主催する、令和7年度 インフラDX大賞において、「スタートアップ奨励賞」を受賞いたしました。

  

インフラDX大賞とは

インフラDX大賞は、国土交通省が建設現場の生産性向上に関する優れた取り組みを広く共有することを目的に、平成29年度より「i-Construction大賞」として創設された表彰制度です。
その後、インフラを取り巻く社会課題や技術環境の変化を受け、令和4年度からは「インフラDX大賞」へと改称。建設現場の効率化にとどまらず、インフラの利用・サービス向上など、建設業界以外の分野も含めた幅広いDXの取り組みを対象とする制度へと発展しました。

さらに、近年の技術革新を担うスタートアップの役割に着目し、インフラ分野におけるスタートアップの取り組みを支援・活性化することを目的とした「スタートアップ奨励賞」が設けられています。
この度は当社の取り組みが評価され、スタートアップ企業として本章を受賞する運びとなりました。

  

受賞の背景

今回の受賞では、当社が開発・提供する3Dスキャンアプリ「Scanat(スキャナット)」を活用した、インフラメンテナンス業務の効率化・高度化に向けた実践的な取り組みが高く評価されました。

Scanatは、もともと建設・建築分野における空間計測を目的として開発された3Dスキャンアプリですが、その特徴である「短時間での3Dモデル化」「身近な端末で誰でも扱える操作性」「クラウドを介した即時の共有性」を活かし、近年では道路・トンネル・舗装といったインフラメンテナンス分野での活用が進んでいます。

特に評価された点は、iPhone・iPadのみを用いて現場を3Dモデルとして記録・保存し、そのデータを用いて計測・確認・情報共有までを一気通貫で行える点です。

従来のインフラ維持管理では、
 ・現地確認のため、複数回の訪問
 ・写真や手書きメモによる属人的な記録
 ・発注者との認識齟齬による再調査・手戻り
といった課題があり、計測・確認・共有に多くの時間と人員を要していました。

Scanatを活用することで、現場をまるごと3Dデータとしてそのまま保存し、発注者・施工者が同じデータを見ながら距離計測や状況把握を行える環境を構築。
これにより、現地再訪の削減や確認作業の省力化、情報共有の高度化を実現しています。

また、舗装の部分的修繕(パッチング)などのインフラメンテナンス業務においては、
 ・作業箇所の出来形を3Dで可視化・管理
 ・作業範囲や数量の把握をデジタル化
 ・発注者との意思疎通をスムーズに行える仕組み

を構築することで、現場業務の省力化と品質向上の両立に貢献してきました。

これらの取り組みは、高額な専用機材や高度な専門技術を必要とせず、「身近な端末を活用した現実的なDX」として、インフラメンテナンス分野における再現性の高さが評価され、今回の受賞に繋がりました。

国土交通省の詳細ページはこちら

  

  

今後に向けて

インフラ老朽化の課題が進む中、限られた人員で持続的に維持管理を行うことは、全国の自治体や企業に共通する課題です。
当社は今後も「現場で実際に使われ、成果に繋がるDX」を軸に、日本全国のインフラメンテナンスのスピード向上に貢献してまいります。
引き続き、皆様のご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

プレスリリースもあわせて是非ご覧ください。

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