3Dスキャンを導入したものの「撮影したモデルをどう活用すればいいのか分からない」という声から開始した本シリーズ。
最新の第3弾動画では、現場で頻出する「足場の配置図の描き方」と「車両の正しい描写方法」にフォーカス。
この活用術により、協力会社からの材料拾いや見積もり取得までの時間が劇的に短縮されます。
今回は、警察署への道路使用許可申請など、現況の正確な可視化が求められる場面で、作業を驚くほどスムーズにする具体的な活用術をご紹介します。
第3弾テーマ：足場も車も、現況から一瞬で可視化
Scanatの計測線を活用することで、以下の現場課題が一瞬で解決し、作業時間が劇的に短縮されます。
♦︎道路幅の寸法取りが“正確で早い”
道路使用許可申請に必要となるのが、「道路幅（縁石の内々寸法）」の正しい計測です。
Scanatなら、縁石から縁石までの幅や、道路占用のルールを画面上でそのまま可視化できます。
『4.75mの道路幅なら、その10分の1である0.475mまで足場を道路側へ出すことが可能。
ここはアウト／ここはセーフが一目で判断できる点が現場で非常に便利です。』
現場に行く前に、道路使用許可申請に必要な寸法をその場で正確に把握でき、手戻りのないスムーズな申請業務を実現します。
♦︎足場の下書きが数タップでできる
仮設計画で重要な足場配置図も、Scanatの計測線を活用することで、簡単に作成可能です。
『感覚的にサッと描けるのに、現場監督でも、協力会社でも、誰でも同じ精度で図が作れるのがポイントです。』
足場配置図を誰でも同じ精度で、数タップで完成させ、協力会社への情報伝達ミスをなくし、見積もり取得までの時間を大幅に短縮します。
♦︎車の描写も“平面→立体”まで簡単
駐車位置の説明や動線確保の共有に欠かせない車両表現。
Scanatでは、車も数値ベースですぐに3Dモデル内に描くことができます。
『平面だけでは伝わりづらい車両の高さ感や圧迫感も、
立体で見せれば、協力会社・施主様への説明が格段にしやすくなります。』
車両の高さ感・圧迫感を立体で共有することで、現場での安全管理や施主様への説明が簡単になり、イメージが伝わりやすくなります。
▼シリーズ第3弾はこちら
- 道路使用許可申請を一瞬で終わらせるコツ
- 計測線を使った足場の表現法
- 立体的に車両を共有する方法
第4弾では、現場の混乱を防ぐ！をテーマに…
- 図面がない現場で、階段に面したトイレ改修をどう整理する？
- 色分けとメモ機能で、要望・設備条件・養生範囲を正確に可視化しよう
- 作業員動線を見える化して、施工時の混乱をなくそう
など、現場の状況把握と共有をよりスムーズにする具体例を、引き続きご紹介します。
アーカイブ情報
シリーズ第1弾、第2弾では、現場で「本当に役立つ」活用法をご紹介しています。
・第1弾：「メモ機能を使った社内・協力会社との情報共有」
・第2弾：「仮設設備の配置計画と給水配管の数量算出」
まだご覧になっていない方は、ぜひご視聴ください。
