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2025/11/20
【連載開始】芳垣さんにまなぶ!Scanat活用術①メモ機能でここまでできる!現場共有を劇的に効率化する方法

建設現場で3Dスキャンを導入したものの、
「撮影したモデルをどう活用すればいいのか分からない」
そんな声をいただくことが少なくありません。

実は、Scanatユーザーの皆さまは図面作成用の下図生成にとどまらず、

  • 道路幅の測定
  • 足場や仮囲いの配置イメージ作成
  • 配管位置の検討
  • 必要部材数量の把握
  • 屋根面積算出
  • 材料拾い

など、日々の業務のあらゆる場面でScanatを活用しています。

中でも芳垣建設・芳垣社長は、Scanatを使って短期間で見積提出できる体制を構築。
現場に行かずとも協力会社・施主様とのイメージ共有ができ、手戻りゼロへ大きく貢献している点が特徴です。

本連載では、芳垣社長が実際に現場で実践している“リアルな活用術”を、シリーズ動画+記事で徹底解説していきます。

第1回テーマ:メモ活用術 〜社内・協力会社との情報共有をもっとスムーズに

今回は、Scanatの中でも「誰でも即マネできて効果が高い」メモ機能×写真の活用術をご紹介します。

◆ 気になる箇所はその場で撮影してメモに追加

Scanatでは自動保存される写真とは別に、気になった部分をスマホで撮影→そのままメモに追加することで、修繕ポイントや注意箇所を整理し、 共有漏れをゼロにできます。

『気になるところは、後から見返せるように追加で撮影してメモに残すんです。』

視覚的に把握できるため、社内・協力会社とのやり取りもスムーズになります。

◆ 絵文字で注意点を“ひと目で分かる”ように

芳垣社長は、メモの中で絵文字(特に:警告:)を積極的に活用。

『黄色い注意マークは、モデル全体を見た時に真っ先に目に入るんですよ。』

3Dモデル上でも非常に目立ち、重要ポイントを即座に理解できる視認性の高さが大きなメリットです。

◆ mm単位の細かな寸法は“写真で補完”する

3Dスキャンでは拾いきれない細部の寸法(例:メジ幅10mm)をコンベックスを当てた写真でメモに添付し、必要情報を補強。

『Scanatだけで10mmを測るのは難しいので、写真で補足してます。』

この “スキャン+写真” の組み合わせが、誤解のない情報伝達・高精度な見積作成につながります。

◆ 天井高から必要な脚立の高さまで導ける

高さデータを使えば、必要な脚立の高さまで瞬時に判断できます。

『天井高2.8mから、作業に必要な高さ1.8mを引けば、1mの脚立で作業できると分かるんです。』

現場計画の精度向上にも役立つ実用的なテクニックです。

第2回では、実際の駐輪場改修の現場を題材に…

  • 直線機能でつくる仮囲い・仮設トイレの配置イメージ
  • 水道管ルートの可視化と必要配管長さの算出
  • リンク共有による「全員で同じ図面」を見る仕組みづくり

など、現場で「本当に役立つ」活用法をご紹介します。

▼第1弾動画はこちら
メモ活用術〜社内・協力会社との情報共有を効率化するコツ
 ・注意点を共有する絵文字活用法
 ・メジ(目地)幅の記録方法
 ・必要な脚立の高さの算出方法
⬇︎動画はこちらからご覧いただけます

株式会社芳垣建設様のScanat活用事例のご紹介

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