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2026/10/14
KCMG、SUPER FORMULA富士 ─ 山下は表彰台目前でリタイア、アレジが今季初入賞
赛事报告
2026 全日本スーパーフォーミュラ選手権 | 第9戦・第10戦 | 2026年10月11日(土)・12日(日) | 富士スピードウェイ
山下、巻き返しの第10戦は表彰台目前で無念のリタイア。
サバイバル戦を戦い抜いたアレジが今季初入賞を果たす!

KCMG · 2026 SUPER FORMULA 第9戦/第10戦 富士大会レースレポート

ROUND 9 · SATURDAY
#8 山下 健太P12
#9 G.アレジP16
ROUND 10 · SUNDAY
#8 山下 健太DNF
#9 G.アレジP9今季初入賞
開催日 2026年10月11-12日
赛道 富士赛道(4.563公里)
レース距離 41周 or 75分
参加台数 / 観客 24台 / 計53,700人
グリッド上の#8山下健太/富士スピードウェイ

グリッド上でクルーに囲まれる#8山下健太/秋の富士スピードウェイ

赛事概览

秋晴れの富士、新スポンサー加入とともに真価が問われる2連戦

前戦菅生大会から約2ヶ月。スーパーフォーミュラ第9戦・第10戦は、7月以来となる富士スピードウェイを舞台に開催された。暑さと雨に翻弄された前回の富士から季節も移ろい、悪天候が続いていた今年のレースウィークに、ようやく穏やかな晴天が訪れた。澄み渡る空と爽やかな秋風に包まれた富士で、KCMGの真価が問われる戦いが始まった。

今大会の日曜日には、長年ご支援をいただいている「アチーブメント株式会社」の皆様が応援に駆けつけてくださり、温かい大声援を背に受けたチームの士気も一段と高まった。

また今大会より、静岡県富士市・裾野市等で育まれたオーガニックの「富士山抹茶/Mt. FUJI MATCHA」を通じて人と地域の可能性を世界へ届ける企業『株式会社 EN.』と新たにスポンサーシップ契約を締結。マシンへのロゴ掲出やイベントブースを活用したプロモーションなどを展開していく。

富士スピードウェイ内のハロウィン飾り

パドックには秋らしいハロウィンの飾り付けも。10月の富士ならではの風景

Round 9 — Qualifying

第9戦 予選 / 晴れ・気温21度・ドライ

9時40分、気温21度・路面温度30度というコンディションのもと、予選Q1A組がスタート。A組に出走した#8 山下健太はセッション開始とともにユーズドタイヤでコースインし、路面コンディションを確認して一度ピットイン。ニュータイヤに履き替え、残り時間7分で再びコースへ向かい、計測4周目にアタックに入り1’22.339をマークするも、Q2進出ラインには0.2秒届かず、9番手でQ1敗退となった。

5分間のインターバルを経て9時55分にB組がスタート。#9 ジュリアーノ・アレジも同様の手順でタイムアタックへ向かう。全車が僅か0.7秒の中にひしめくハイレベルな激戦の中、アレジは1’22.837をマークしたが12番手に留まり、Q2へ駒を進めることはできなかった。第9戦のスターティンググリッドは、山下が17番手、アレジが24番手となった。

司机会话排名时间
#8 山下健太Q1A班9位1’22.339
#9 朱利亚诺·阿雷齐Q1B班12位1’22.837
#9ジュリアーノ・アレジのガレージ #8山下健太のガレージ

Round 9 — Race

第9戦 決勝 / 晴れ・気温24度・ドライ

15時00分、気温24度・路面温度35度、メインストレートに軽く向かい風が吹くコンディションの中、レーススタート。17番手スタートの山下は蹴り出しこそ悪くなかったものの、オープニングラップの位置取りに苦しみ22番手へ後退。一方、24番手スタートのアレジは4台のオーバーテイクに成功し20番手へ浮上した。

3周目にスロー走行車両をかわすと、山下は21番手、アレジは19番手へ。ここから山下がOTS(オーバーテイクシステム)を巧みに使い、巻き返しを図る。6周目のホームストレートでアレジを捕らえると、8周目には#53 ブルツ選手、11周目には#97 スタネック選手を次々とホームストレートでオーバーテイクし、18番手まで取り戻していった。一方のアレジは、11周目までに後続の先行を許し22番手まで順位を落としたところで、タイヤ交換のウィンドウオープンを迎える。

他車が続々とピットインを選択する中、ステイアウトする山下は一時9番手まで浮上。18周終了でピットへ滑り込み、タイヤ交換後は21番手で復帰した。さらにコース上に留まる作戦を取ったアレジは一時5番手までポジションを上げ、23周終了時にタイヤ交換を消化、21番手で隊列に戻った。

全車がタイヤ交換を完了した28周終了時点で山下14番手、アレジ19番手。ここから2台とも猛追を開始する。山下は35周目のホームストレートで#16 野尻選手をかわし13番手へ浮上。残り5周は前を走る#5 牧野選手にじわじわと詰め寄りながら、後方からのプレッシャーも受ける緊迫した展開となるが、冷静なコントロールでポジションを死守し13位でチェッカー。アレジも33周目のホームストレートで#4 笹原選手、40周目にスタネック選手をオーバーテイクして17位でフィニッシュ。レース終了後のペナルティ裁定により山下12位、アレジ16位へ繰り上がり、苦しい展開の中でも着実に順位を上げて第9戦を終えた。

Round 10 — Qualifying

第10戦 予選 / 晴れ・気温23度・ドライ / 山下、Q2進出ラインまで僅か0.02秒

10時00分、気温23度・路面温度32度というコンディションのもと、予選Q1A組がスタート。第9戦の結果を受けたポイントランキングにより、今シーズン初めてA組にアレジ、B組に山下という振り分けとなった。アレジはピットロード出口がオープンされるとユーズドタイヤでコースイン。アウトラップを終えてすぐさまピットインし、ニュータイヤに履き替え、残り時間7分で再びコースへ。計測4周目にタイムアタックを敢行したものの思うようにタイムが伸びず、11番手(1’23.674)でQ1敗退となった。

5分間のインターバルを経て10時15分にB組がスタート。山下もアレジと同様の手順でタイムアタックへ向かい、3周のウォームアップを経てアタック。一時4番手となる1’23.345をマークしQ1突破に期待がかかったが、Q2進出ラインには僅か0.02秒届かず、悔しい7番手となった。第10戦のスターティンググリッドは、山下が13番手、アレジが22番手となった。

司机会话排名时间
#9 朱利亚诺·阿雷齐Q1A班11位1’23.674
#8 山下健太Q1B班7位1’23.345 ※Q2進出ラインまで0.02秒

Round 10 — Race

第10戦 決勝 / 晴れ・気温26度・ドライ / 山下、表彰台目前のリタイア/アレジ今季初入賞

15時00分、気温26度・路面温度38度という今週末で最も暑いコンディションでレースがスタート。13番手スタートの山下は1コーナーまでに#64 佐藤選手と牧野選手をオーバーテイクし、11番手でオープニングラップを終えた。一方、アレジはスタートで加速が鈍り一時最後尾まで後退するも、ここから怒涛の追い上げ ─ 100Rで#10 Juju選手、ADVANコーナーで#3 ブラウニング選手、ダンロップコーナーで笹原選手、ホームストレートでスタネック選手を相次いでかわし、20番手まで順位を戻した。

2周目、山下は1コーナー手前で#39 大湯選手と野尻選手を捉え、ポイント圏内の9番手へ浮上。3周目に大湯選手の先行を許すも、5周目のストップ車両により再び9番手へ上がり、直後にSC(セーフティーカー)が導入される。アレジも2周目のホームストレートでブルツ選手、5周目にストップ車両をかわし、18番手まで着実に順位を上げた。

8周終了でリスタート。11周終了でピットウィンドウが開くと、各車のピットインに伴い山下は8番手へ浮上。16周終了でピットインし18番手で復帰、18周目にスピン車両をかわし17番手へ。20周目に再びストップ車両が発生し、この日2回目のSCが導入されると、7番手までポジションを上げていたアレジがピットへ飛び込む。アレジがスムーズにピットアウトした直後、後方ピットエリアで多重事故が発生し大混乱となるが、すでに作業を終えていた山下はこの波乱の中で一気に4番手までジャンプアップ。アレジも15番手で隊列に戻った。

24周終了時にリスタート。表彰台を狙う山下はアクセルを踏み込んだが、1コーナー手前で後続車から激しい追突を受けてしまう。マシンは大きなダメージを負い、2コーナー立ち上がりで無念のストップ。今季最高と言えるレース運びだっただけに、悔やまれるリタイアとなった。

このアクシデントで3回目のSCが導入され、31周終了で残り10周のリスタート。13番手のアレジはここから執念の激走を披露。スピン車両や100Rで#38 卜部選手、13コーナーで佐藤選手を相次いでかわし、ついに入賞圏内へ突入。さらに38周目の最終コーナーでスタネック選手も捉え、9番手まで浮上。サバイバル戦を最後まで諦めずに戦い抜いたアレジは9位でチェッカーを受け、貴重な2ポイントをもたらした。

速さと戦略が見事に噛み合い、表彰台を目前に捉えていただけに山下のアクシデントは非常に残念な結果となったが、チームとドライバーが持つポテンシャルを十分に証明する走りとなった。そして過酷なサバイバル戦を耐え抜き、執念の走りでポイントを持ち帰ったアレジ。不運と成果が交錯した富士大会となったが、示された高い競争力を自信に変え、KCMGは最終戦鈴鹿大会での飛躍を誓う。

ガレージ内で作業するKCMGメカニック/富士スピードウェイ

マシンを支えるKCMGメカニックたち。チームの底力が今大会の高い競争力を支えた

结果

KCMG 富士站比赛结果

第9戦 決勝(土曜/41周 or 75分)

PosNo司机备注
12#8山下健太(Kenta Yamashita)17番手スタートから着実に挽回/他車ペナルティで繰り上げ
16#9朱利亚诺·阿莱西(Giuliano Alesi)24番手スタートから8ポジションアップ/他車ペナルティで繰り上げ

第10戦 決勝(日曜/41周 or 75分)

PosNo司机备注
DNF#8山下健太(Kenta Yamashita)4番手走行中、リスタートで後続車から追突を受けリタイア
9#9朱利亚诺·阿莱西(Giuliano Alesi)今季初入賞(2ポイント)/22番手から執念の追い上げ
不運と成果が交錯した富士大会。山下は表彰台目前のリタイアに終わったものの、チームとドライバーが持つ高い競争力を証明。アレジはサバイバル戦を戦い抜き、チームに今季初入賞をもたらした。

车手评论

车手感言

#8 山下健太

予選は両日ともQ2に進むことができず、速さを出すのに苦戦しましたが、決勝では上位勢と近いペースで走ることができました。特に第10戦は完璧な戦略で4番手までポジションを上げ、表彰台も狙えると思いましたが、後続車のトラブルによる追突でリタイアとなりました。

今年苦労している中で久々に上位を走行していただけに、落胆は大きいです。ただ落ち込んでいても結果は変わらないので、最終戦の鈴鹿大会でまた上位を狙えるように準備したいと思います。

#9 朱利亚诺·阿雷齐

第9戦は本当に接戦でしたが、コーナーで私が小さなミスをしてしまい、少しタイムを失って順位を2つほど落としてしまいました。正直なところ、私たちにできることは限られていて、理由はわからないけどピットインのタイミングを待つことになったのは本当に残念でした。レース中のペースはよかっただけに、もっと上位を狙いたかったです。

第10戦はスタート直後に様々なことが起きていたので、まずはその混乱に巻き込まれないように走ることに集中しました。それがこのレースで最も重要なことでした。今回は通常のセッティングで臨んだことが功を奏し、終盤にはニュータイヤを活かして上位に食い込むことができました。本当に良いレースでした。

次の鈴鹿は今年まだ走ったことがないので未知数ですが、今回の予選結果を上回り、より上位でフィニッシュできるように頑張ります。それができれば最高ですね。レースはストラテジー次第で、そこからさらにポイントを獲得できるかどうかが決まると思うので、しっかり準備して臨みたいです。

球队主教练 土居隆二

今シーズンはここまでずっと暗闇の中で、「だめだった」と終わるレースが続いていましたが、今回は先を見据えて考えられる終わり方でした。特に第10戦は本当に流れが良く、スムーズなピット作業でコース上では山下が4番手まで上がり、そのままいければとても良い結果を期待できたと思います。

アクシデントにより久しぶりに巡ってきた上位争いのチャンスを失ったことは、チームとして非常に悔しく残念です。しかし何よりも、山下と坪井選手の双方に大きな怪我がなかったことに安堵しています。両選手は今週末、オートポリスでSUPER GTの重要な一戦を控えています。互いに力を合わせ、素晴らしいレースを見せてくれることを願っています。

また、アレジは一つでも上の順位を目指して最後まで諦めずに戦い抜き、チームに貴重なポイントをもたらしてくれました。その懸命な走りに心から感謝しています。KCMGは気持ちを切り替え、最終戦の鈴鹿で今シーズン初の表彰台を獲得できるよう、チーム一丸となって万全の準備を進めてまいります。引き続き温かいご声援をよろしくお願いいたします。

Next Round · Season Final

最終戦について

11.20 — 22 SUZUKA Circuit

鈴鹿サーキット[三重県鈴鹿市]/2026年11月20日(金)〜22日(日)

いよいよ2026シーズンの最終戦。富士で示された高い競争力を自信に変え、KCMGは今シーズン初の表彰台獲得を目標に、万全の準備を進めて鈴鹿へ臨みます。「不運と成果が交錯した富士」から「結果へと結実する鈴鹿」へ ─ チーム一丸での最終戦にご期待ください。

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