建設現場で3Dスキャンを導入したものの、
「撮影したモデルをどう活用すればいいのか分からない」
そんな声をいただくことが少なくありません。
実は、Scanatユーザーの皆さまは図面作成用の下図生成にとどまらず、
など、日々の業務のあらゆる場面でScanatを活用しています。
中でも芳垣建設・芳垣社長は、Scanatを使って短期間で見積提出できる体制を構築。
現場に行かずとも協力会社・施主様とのイメージ共有ができ、手戻りゼロへ大きく貢献している点が特徴です。
本連載では、芳垣社長が実際に現場で実践している“リアルな活用術”を、シリーズ動画+記事で徹底解説していきます。
今回は、Scanatの中でも「誰でも即マネできて効果が高い」メモ機能×写真の活用術をご紹介します。
Scanatでは自動保存される写真とは別に、気になった部分をスマホで撮影→そのままメモに追加することで、修繕ポイントや注意箇所を整理し、 共有漏れをゼロにできます。

『気になるところは、後から見返せるように追加で撮影してメモに残すんです。』
視覚的に把握できるため、社内・協力会社とのやり取りもスムーズになります。
芳垣社長は、メモの中で絵文字(特に
)を積極的に活用。

『黄色い注意マークは、モデル全体を見た時に真っ先に目に入るんですよ。』
3Dモデル上でも非常に目立ち、重要ポイントを即座に理解できる視認性の高さが大きなメリットです。
3Dスキャンでは拾いきれない細部の寸法(例:メジ幅10mm)をコンベックスを当てた写真でメモに添付し、必要情報を補強。

『Scanatだけで10mmを測るのは難しいので、写真で補足してます。』
この “スキャン+写真” の組み合わせが、誤解のない情報伝達・高精度な見積作成につながります。
高さデータを使えば、必要な脚立の高さまで瞬時に判断できます。

『天井高2.8mから、作業に必要な高さ1.8mを引けば、1mの脚立で作業できると分かるんです。』
現場計画の精度向上にも役立つ実用的なテクニックです。
など、現場で「本当に役立つ」活用法をご紹介します。
▼第1弾動画はこちら
メモ活用術〜社内・協力会社との情報共有を効率化するコツ
・注意点を共有する絵文字活用法
・メジ(目地)幅の記録方法
・必要な脚立の高さの算出方法
⬇︎動画はこちらからご覧いただけます